【１】概要・工房製作品・東独EGB/RFT社が1950年代に制作したシアター用フルレンジユニット、LP540/5を天然木後面開放型エンクロージャーにセットしたシステムのペアです。・ユニットサイズは21.2㎝×32.2cmと巨大です。・フレームは厚さがあるキャストアイアンでシルバーのハンマートン仕上げが格好いいです。・軸上では13000Hzまで伸びていますので、ツィータ無のフルレンジシングルユニットシステムを構築できます。・非常に能率が高く３W程度のアンプで１０畳態度の部屋なら音で満たされます。・音はスケールが大きく低音、高音ともよく出てきます。・後面開放型エンクロージャーですので後方にも音が広がり臨場感が豊かな魅力的な音です。【２】仕様・型式：EGB/VEB LP540/5 (EGB/VEBはのちにRFTに統合されます）・ユニットサイズ：212mmX322mm・コーン：超軽量フィックスドエッジ・状態：良好・インピーダンス＝３Ω（４～16ΩでOKです）・定格入力＝8W・能率＝非常に高いです。【３】エンクロージャー・サイスは幅270mm, 鷹さ 372mm, 奥行 225mmです。・天地側板の材質は18mm厚の天然木集成材です。・仕上げは内部含めダークウォールナットオイルで仕上げています。・黒のサランネットが付属します。【４】音・音：以下は主観です。・ユニットが大口径だけあり、音が洪水のようにあふれ出てきて、音楽が生き生きとしています。・シアター用だけあって、高能率で反応が良く、かつ遠くまで届く音です。・大口径が押し出す音は余裕があり、存分に音楽を楽しむことができると思います。・小口径ユニットを採用したシステムで、いまひとつスケール感が不足、ということで音に痛痒を感じていた真空管アンプ愛好家の皆さんに特におすすめします。【５】そのほか・スタンドは含みません。・ご希望があれば拙著「6万円で創る究極の音」（写真2200枚掲載！、 WEB書店で販売中！）を同梱いたします。・下記URLはビンテージスピーカーシステムの記録を解説したブログです。 http://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_347256.html